アパート経営の教科書

不動産投資と他の投資を比較

まずは、不動産投資(アパート投資)がどのようなものかを理解するためにも、銀行預金、株式投資、債券投資、アパート投資の4つの投資商品についてそれぞれの特徴や違いなどを比較していきます。

アパート経営の教科書

代表的な投資とそれぞれのリスク・リターン

 

  基本的な特徴 インカムゲイン キャピタルゲイン
銀行預金 基本的に元本の変動はありません。 基本的には固定利回りとなります。(ただし、普通預金の場合は変動) なし
株式投資 投資対象(企業)の業績変動や景気により株価が変動します。株価変動による売却益が貰えるほか、利益が出た場合、配当金と呼ばれるインカムゲインを得ることもできます。 インカムゲインとして配当金があります。比較的安定している傾向がありますが、業績の変化で波があります。
また、企業によって配当性向が異なります。
株価の変動によりキャピタルゲインが発生しますが、当然逆にキャピタルロスが生じることもあります。
債券投資 原則として満期まで保有すれば金利(クーポン)と元本が償還されます。
定期預金と似ています。
基本的には固定利回りとなります 満期前に売却する場合には売却益(または損)が発生することがあります。ただし、満期まで保持すれば基本的に満額が返ってきます。
アパート投資 不動産(アパート)を購入します。原則として家賃が収入となります。また、場合よっては、途中で売却することもできます。 賃料収入があります。ただし、入居率によって変化します。 また、賃料の引き下げや引き上げでも変わってきます。 アパート経営は不動産投資ですので。土地建物を売却することができます。
仲介市場も存在していますが、株式や債券ほど整ってはいませんので、今日・明日売りたいというのは難しいです。

 

 

不動産投資とREIT投資の違い

不動産投資(アパート経営)と似て非なる投資の筆頭といえるのがREIT(不動産投資信託)でしょう。

投資信託の仕組みを使って、複数の物件を証券化することで実際に不動産を所有することなく、不動産投資が可能です。大規模に分散投資されているため不動産投資のリスクでも説明する「空室リスク」などは比較的小さくできます。

その一方でREIT投資の場合、レバレッジをきかせることが難しいという点がマイナス要因です。
不動産投資(アパート経営)は融資を活用することで投資したアパートを担保にもう一棟アパートを買うといった投資ができ、資産形成を着実に行っていけます。

一方のREITはそれができません。この部分が大きな違いといえそうです。

安心で着実な運用(利回り)だけを得たいならREITのほうが手間がないでしょう。一方で大きく資産形成をしたいというのであれば実物への投資のほうがおすすめです。