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アパート経営と融資の活用・重要性

アパート経営を行うには多くの場合で、アパートローン等の融資を活用することになるかと思います。このアパートローンと融資のカテゴリーでは、アパート経営・投資における融資についてその活用法や審査などについてわかりやすく解説していきます。

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アパート経営における融資(アパートローン)

アパート経営をはじめるという場合で、全額をキャッシュ(現金)で投資という方はほとんどいません。もちろん、できないわけではありませんが、資産形成という観点からは、融資を活用した方が効率的となるからです。

収益面からのメリット

例えば5000万円の現金があり、仮にアパート経営における収益が物件価格の10%/年と固定されていたとします。アパートローンを組んだ場合の返済金利が5%とします。

5000万円のキャッシュで物件を購入した場合と、自己資金5000万円を頭金に3億円の融資を受けてアパート経営を行ったとすると、全てキャッシュで購入した場合の収益額は年に500万円で、融資を利用した場合の収益額は1750万円になります。このように、ローンを組むことにより動かす資産全体がおおきくなる事で最終的な利益も大きくなります。

これを『レバレッジ効果』とよび、投資における一つのテクニックとされています。

資産形成面からのメリット

また、収益額だけでなく、資産形成という面でも魅力があります。仮に、アパート経営における建物の評価が投資価格の30%だと仮定し、「耐用年数」が25年と仮定します。さらに、ローン返済期間も同様に25年で行うとします。

5000万円の投資を全額キャッシュで行った場合の残った資産は、建物の価値を0として3500万円となります。
対して、5000万円を元手に3億円の物件を購入した場合の残った資産は、2億1千万円となります。

このように、レバレッジ効果を活かす事で、有利な資産形成ができるというのもローン活用の特徴です。他の投資で数千万円単位での融資が利用できる投資はほとんどありません。

 

アパートローンのリスク

一方のアパートローンを利用するリスクとしては、上記の例では、年間10%でアパートを安定経営することができたならという仮定が付いていることです。

例えば、アパート経営が安定せずに、アパートからの賃料収入がローンの返済額を下回るような場合は、アパートローンを使いレバレッジを掛けている分損失が出やすいということになります。対して、全額現金で投資をした場合には、大きな赤字となるというリスクはありません。

つまり、アパートローンを使ったレバレッジというものは、こうしたリスクがある上で、より効率的な投資を行うための手段と考えることができます。「複利効果について」などで説明されているように、投資はできるだけ金額を大きく、長期間にわたって運用することがおおきく成功するポイントの一つであります。アパート経営はアパートローンを活用する事で大きな金額で、かつ20年以上の長期にわたって運用可能な投資です。
もちろん、ローンとしてどの程度の割合を金額を利用するのかは投資家皆さんのリスク許容度によって変わってくるかとは思いますが、「ローン=借金=悪」という図式には必ずしもなるわけではないということは押さえておいてください。